もうさあ。
アジャイルだかウォーターフォールだかどうでもいいよ。
どっちでもいいから、ともかくまずは顧客の要望をきちんとほじくりだして並べてみせてくれよ。
通り一遍のヒアリングでいきなり開発し始めておいて、そうじゃなくてこんなのがいいって指摘したら、仕様変更です直せるけど納期に影響が出ますって。それがアジャイルとかいう手法なのかい?
顧客の出した要望は開発側でまとめてくれよ。顧客が自分でまとめた要望なんて穴だらけなんだよ。
この要望でどんなものが出来上がるのか、開発側は頭ん中にすぐに組み立てられるだろうさ。けど顧客側にはわかんないんだよ? どんなものが出来上がるのか想像もつかないのに、最初から満足な量の要望なんて出し切れないんだよ?
要望を仕様書としてまとめる代わりに、いわゆる「最低限を満たして動くもの」をもってきたとしよう。それに誘引されて顧客側の頭のなかに「どんなものを作るべきなのか」が見えてくるよね。でもそこで「こうじゃなくてこんなのがいい」ってつたえたら「できるけど費用と納期に影響が出ます」って。それはあんまりだよ。もう予算とってプロジェクト走り始めてるんだよ?
そんなのは開発手法以前の問題だよね? 企画意図の共有ができてないなんて開発以前のヒアリング能力の問題だよね?
作らせる側と作る側でどんなものをつくるのか共有できてなくてどうして真っ当なものができあがるんだ?
そもそも作らせる側がどんなものを作ればいいかわかってなくてどうして真っ当なものができあがるんだ?
ヒアリングは開発側が必要な材料を掘り出すためだけにあるものじゃないんだよ?
顧客側だってちゃぶ台ひっくり返すのはごめんなんだよ。
だからどんなのが出来上がるのか、ちゃぶ台に並べる前に教えてくれよ。
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