サービスって何さ?
国語辞書を引けば真っ先に「人のために力を尽くすこと」って出てくるだろ?
誰のためかもはっきりしない何かを垂れ流すのはサービスとはいわない。
路上に自分の絵を並べて、気の向いた通りすがりに買われていくのをまってるのはサービスなんかじゃない。そりゃ思いついただけのものでも人通りの多い盛り場に並べれば、まあそこそこはけるだろうさ。でもそれはサービスじゃないだろ?
いうなれば一流ホテルで客を迎えるような、求めるものを先読みしてさりげなく差し出す、その深い洞察力に客の信頼を勝ち取る、そういった付加価値にこそ我々は相応の対価を得ているんじゃないのかい?
客の求めを訊ねることもせず、ただ自らが見せたいものばかりをそれらしく並べていかがでございなんて、それのどこに+αの対価をいただくつもりだい?
我々の目前にあるのは無機質なモニタだ。しかしその幾多のケーブルでつながった末端には必ず、一人の人がいる。その来訪は日々繰り返される無数のセッション数のうちの一つにすぎないだろう。けれどそれは一対多ではなく、無数の一対一のうちのひとつだ。
一対一のつきあいにぞんざいな扱いをされてなお対価を気持ちよく払おうとする人がどれほど居るものか。実営業では当たり前のこと、Webでできぬ心構えでもあるまいよ。
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