- 2008年6月 9日 19:31
- ツブヤキ
「我々なら成果を上げられると睨んだものだけお受けします、それ以外はお断りしています。
ただしそれは、容易く成果が約束されたものだけしか受けないこととは違います」ー
2年程度前に耳にした、そんな口上を思い返して身に沁みているところ。
そういったパートナーを選んだにも関わらず、我々の業務は相変わらずリクエストメールの数だけ追っかけるコーポレートサイトのお守りでしかない。
なぜさ?
我々が、コーポレートサイトの模様替えという頭しか持っていないからさ。
結局、クライアントが本気になんなきゃWebをビジネスになんて出来っこ無いんだよ。
どんな実績のあるコンサルがつこうが、自らが事業として伸ばしていく気概がなきゃ、この先のWebになんてついていけやしないんだ。
ただアリバイとしてコーポレートサイトの体裁整えただけで満足していては、いずれ頭打ちとなって伸び悩むのが目に見えている。躍起になって検索エンジンのケツ追っかけたところで、そんなチンケな伸びシロは早晩喰い尽くしちまうんだ。
それを見据えて、会社の事業をどうWebに活かしていくかを考えてこそ企業のWeb部署であるはず。ややもすると、社内起業とも言えるんじゃないのか。
とあるWeb屋さんが言うことにゃ、最近クライアントの担当者の名刺の肩書きに、経営企画室などが増えて来たそうだ。一昔前はシステム部門だったり、半昔前は広報だったりしたけれど、と。
役員クラスにはそういった発想を持ってる人も居る。 特に、攻めの営業で力をつけて来た人なんかは、さすがにいい嗅覚を持ってる。そういった人が起ち上げて指導した隣のプロジェクトは、人材に恵まれたこともあって、筋のあるいいサイトに育って重要なノウハウを蓄積してくれた。
ではなぜ、我々の現状はコーポレートサイトのお守りに終始してるんだ? 非営業部署が管轄してるからか? 入社以来20年以上ずっと営業と縁のない、PC操作が器用な事務畑の人間がリーダーとしてあてがわれてしまったからか?
人のせいにするのは柄じゃない。けれど、20年間社内で信用を積み重ねて来た人を、数年前まで根無し草だった外様の自分が踏み越えていけるほど柔軟で無体な組織ではないのが現実。
模様替えも完全には終わっていない中で、まだ気が早いかも知れないが、経営的観念から離れた、サイトのお守りで満足している組織のままでは、この先上げられる成果はそう大きくは育たない。それが見えてしまっている今、見限って新たな可能性にかけるべきなのかー
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